買ってはいけない物件を教えます!

自分にとって最適な物件は他の人にとって最適とは限りません!


☆★☆家には2つの種類がある☆★☆

<支出だけの家>

「家は一生で1回の買い物である」と思っているため、立地もデザインも趣味嗜好の強い不動産となりやすいです。基本的にライフイベントだけにリンクし、売却のことは考えず自分にとって100点の家を目指す結果、住宅への支出が「投資にならない」買い方です。

資産価値とこだわりの関係性

<貯金になる家>

「家は売るものである」と思っているため、立地もデザインも「私の都合」だけではなく「多くの人にとってどうか」と言う目線で検討する買い方です。将来に渡って人が集まる立地を選択し、注文建築のように特殊なデザインなどではなく、外観や間取りは万人受けする分譲戸建て程度のデザインを選択します。

リセールバリューの決定要因とウエイト


購入を控えた方が無難な物件とは???代表的な5パターン教えます!

①1981年(昭和56年)5月以前に完成したマンション

1981年5月までに完成した「旧耐震基準」のマンション購入は避けた方がいいでしょう。1981年6月以降に完成した「新耐震基準」の物件をお勧めします。一戸建ての場合は、築何年でも耐震改修が可能なので、さほど築年数を気にしなくてもいいでしょう。

1981年(昭和56年)5月以前に完成したマンション

②フラット35が利用できないマンション

フラット35を利用するには「フラット適合証明書」が必要になります。これは、フラット融資を行うにあたって一定の住宅性能を確認するものです。もちろん違法建築物は融資を受けることができません。例えフラット35を利用しない場合でも、フラット35の融資が受けられる物件であるということを確認しておくと、住宅の性能を見極める上において役に立ちます。

フラット35が利用できないマンション

③外観・間取りが個性的、特殊工法の建物

前述のとおり、外観・間取りが個性的な建物は万人受けとはいえないでしょう。また、例え大手であっても、ハウスメーカーなどの特殊工法はメンテナンスできる人が限られます。なるべく避けた方が賢明だといえます。

 

外観・間取りが個性的、特殊工法の建物

④液状化や浸水、地盤が悪い場所

液状化を起こすような地盤が悪いところや大雨で浸水するような場所は避けましょう。被害を受けた場所は、リセールバリューが致命的に下がります。防災ハザードマップなどでしっかり確認しましょう。

参考:国土交通省 ハザードマップポータルサイト

 

液状化や浸水、地盤が悪い場所

⑤管理状態が悪いマンション

エントランス、駐車場、郵便受け、駐輪場、ゴミ捨て場など、共用部分を確認すれば、その建物の管理状態がおおよそ判断できます。共用部分の管理が悪いマンションは、管理状態の良いマンションとはいえません。

 

管理状態が悪いマンション