こんにちは、枚方市で活動する不動産エージェント　枚方不動産情報館です。新型コロナウイルスの感染が広がり、ついに緊急事態宣言が発令されました。スーパーへ買い物に行く、仕事で出勤する以外は自宅で過ごすという方がほとんどだと思いますが、自宅での家族内感染も発生しているようです。感染予防対策として重要と言われている換気ですが、皆さんご自宅では換気されていますか？

家庭内での換気は2〜3時間ごとを推奨

2020年2月28日に厚生労働省が発表した「新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項（日本環境感染学会とりまとめ）」では、感染予防対策として2〜3時間ごとの換気が推奨されています。しかし、この時期は室内温度の低下や花粉の侵入が気になり、換気はできていないという方が多いと思います。また、学校が休校となり、子供だけで留守番している場合は、防犯上窓は開けられないというお宅も多いかと思います。

24時間換気システムを活用するためのポイント

なかなか窓は開けられないというお宅でも、2003年の建築基準法の改正によって住宅をはじめ全ての建築物の居室に設置が義務付けられた「24時間換気システム」を有効活用できたら、手軽に換気が行えます。24時間換気システムは、換気口から外気を取り込み、2時間ごとに居室の空気を入れ替える設備です。しかし、その利用法やメンテナンス法を正しく理解できている人はまだまだ少ないようですので、ご紹介しておきます。

①換気口は、外気を室内に取り込む役割を持つため、台風など非常時以外は開けたままにしておくことが重要です。

換気口を常時開けておく必要があると知らなかったという方も多いようですし、そもそも自宅に24時間換気システムの換気口がついているのか不明という方もいるようです・・・

②換気口に内蔵されているフィルターについて、定期的に交換する必要があります。

換気口フィルターは、外の空気に紛れた花粉や埃、アレルゲン物質などの室内への侵入を防ぐ役割をするため、約6ヶ月で黒く汚れて劣化します。その状態のまま使い続けると、目詰まりを起こして空気を取り入れる量が減ったり、汚れが室内へ侵入したりして、24時間換気システムの機能を十分に活用することができなくなるようです。

緊急事態宣言が出され、感染の終息がいつになるか不安な毎日が続きますが、家庭内での感染も多発しているようですので、室内の換気もお忘れなく！