こんにちは、枚方市で活動する不動産エージェント　枚方不動産情報館です。今日は昨晩のニュース番組でもとりあげられていた、国土交通省が実施しているマンション総合調査の結果に関して！マンションへの永住を考えている方が6割を超えたそうです。

マンション居住者の永住意識が過去最高！

約5年に一度、国土交通省はマンション管理の実態を把握するために「マンション総合調査」を実施しており、平成30年度の調査結果を取りまとめ公表しました。調査結果として注目すべき点は３つ！

・マンション居住者の永住意識は高まっており、平成３０年度調査において「永住するつもり」が過去最高の62.8％(前回調査より＋10.4％)となった。

・居住者の高齢化が進展し、70歳代以上の割合は22.2％(前回調査より＋3.3％)となった。

・計画上の修繕積立金の積立額に対して現在の修繕積立金の積立額が不足しているマンションの割合は34.8％であり、計画に対して20％超の不足となっているマンションの割合は15.5％であった。

老後の生活のあり方は、人ぞれぞれで個人差はあると思います。しかし現状としては、子供・孫世帯との同居は減り、年老いた夫婦2人、最終的には自分一人となって老後を過ごされる方が圧倒的多数になっています。そんな老後を想定して、郊外の戸建てより、駅や病院、スーパーが近隣にあり、階段の上り下りが必要ないマンションに永住を希望される方が増えているようです。

郊外だとどうしても、生活の中で車での移動が必要となる場面も増えると思います。高齢ドライバーの事故が多発し、免許の自主返納を求める世論の流れで、マンションの永住意識は今後よりいっそう高まることが予想されますね。

マンションの資産価値が上昇するのか、注目してみていきましょう！