こんにちは、枚方不動産情報館です。台風21号の被害は大丈夫でしたでしょうか？枚方でも最大瞬間風速は40.2m/sあったようで、恐怖を感じる程のとんでもない風が吹きました。看板・木・フェンス・屋根・・・ありとあらゆるものが飛ばされていました。屋根の上のテレビアンテナが曲がってしまったお宅もたくさんあるようですので、本日はアンテナ修理に関するお話です。

屋根の上に露出されているアンテナは強風や積雪で破損してしまう可能性があります。アンテナは屋根馬で固定されていますが、直接、風や雪の影響を受けるため、壊れやすい箇所です。アンテナが曲がったり、損傷したりしてしまうと、テレビが映らなくなってしまいます。何度もアンテナを修理していると費用がかかりますが、自然災害を避けることはできません。

しかし、強風や積雪でアンテナが破損してしまった場合、火災保険が適用され、0円でアンテナを修理することができます。積雪が原因だった場合は、「雪災補償」、強風が原因だった場合は、「風災補償」という火災保険が適用されます。しかし、保険の契約内容によって、適用されない場合や、差し引いた金額を支払わなければいけない場合がありますので、注意してください。

強風や積雪で破損したアンテナに火災保険が適用されない場合もあります。
「20万円フランチャイズ方式」で契約されている人は、損害額が20万円に満たない場合は1円も支払われない契約になっているため、全額自己負担しなければいけない可能性があります。
また、最近の契約では自己負担額を契約時に決めることが主流なため、損害額から免責金額を差し引いた金額が支払われるようになっています。損害額が免責金額を超えない場合は全額自己負担となります。
事前に、フランチャイズ方式の契約なのか、免責金額をいくらで設定しているのか、確認しておきましょう。

自然災害によって被害を受けるのはアンテナだけにしておきたいものですが、場合によっては屋根が破損している可能性も十分にあります。自然災害の被害がアンテナだけだった場合、損害額が10万円を超えることがなかなかないため、火災保険が適用されることがあまりありません。しかし、屋根自体に被害を受けていた場合、火災保険が適用されることもあります。

自然災害で受けた被害は、家全体に受けていないか確認しましょう。火災保険で適用される対象範囲を調べておくことも必要です。また、自然災害に遭った日から期間内でなければ適用外になってしまう場合もあるため、期限の確認も必要です。

自然災害によるアンテナへの被害は、賢く火災保険を利用しましょう。知らないと損をしてしまう可能性がありますので、加入している保険内容を一度確認しておくことが大切ですよ！