こんにちは、枚方不動産情報館です。
ニュースや新聞をご覧になってご存知の方もおられると思いますが、住宅ローンの金利に動きがありました。
不動産購入を検討中の方にとって、金利動向を把握しておくことはとても重要ですので、本日は住宅ローンの金利に関するお話をさせてもらいます。

日銀が金融緩和政策の修正を発表!
日銀は2018年7月31日に開いた金融政策決定会合で、異次元の金融緩和政策の修正を発表しました。これまで金利を「0%程度」に低く抑えてきましたが、今後はある程度金利が上昇しても容認するというものです。この措置により、おもに10年以上の固定金利が、現状より上昇する可能性があるようです。(実際に上昇しています・・・)
なぜ10年以上の長期固定金利が上昇するのか?
住宅ローンの固定金利は10年物国債(債権)の利回りと連動して、金利が変動する仕組みになっています。
<変動金利>
日銀が銀行に融資する際の金利(政策金利)と連動
<固定金利>
10年物国債の利回りと連動
これまでは、日銀が市場から国債を購入することで、金利が一定以上上昇しないようにコントロールしていました。しかし、今回「長期金利の一定の上昇を容認するなど新たな措置を取る」と発表したことで、今後は金利が上昇傾向に向かう可能性があります。
ちなみに国債の価格と利回りの関係は以下のとおりで、「国債の購入者が増えるほど価格が上がり利回りが下がる」そうです。日銀が大量に国債を購入することで、金利を低くおさえていたということです。
国債の購入者が増える | 国債の購入者が減る |
国債の価格が上がる↑ | 国債の価格が下がる↓ |
利回りが下がる↓ | 利回りが上がる↑ |
各銀行の動きは?
こうした日銀の動きと関連して大手銀行は早速、1日から相次いで住宅ローン金利を引き上げています。りそな銀行は1日から、10年固定・最優遇の住宅ローン金利を0.05%引き上げて年0.75%にします。また、みずほ銀行と三井住友銀行、三井住友信託銀行も10年固定の金利は据え置いたものの、15年以上の金利をそれぞれ0.05%引き上げます。引き上げの背景には、住宅ローン金利の指標となる長期金利の上昇があります。
ただし日銀は、「来年10月に予定されている消費税率引き上げの影響を含めた経済・物価情勢の不確実性を踏まえ、当分の間、現在の極めて低い長短金利の水準を維持することを想定している」と合わせて発表していますので、急激に金利が上昇することはないので落ち着いてください。今後も金利に動きがあれば、随時情報を発信していきます。注意深く動向を見守りましょう!
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