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低層マンション絶滅の危機?

こんにちは、枚方不動産情報館です。本日はマンションの中でも低層マンションに関するお話です。

高層マンションと比較して低層マンションのメリットは「災害時に安心」という点です!

 

先日の震度6弱の地震では小学生の登校時間帯に発生したため、小学生がエレベータに閉じ込められてしまった高層マンションも枚方に実際あったようです。地震発生後しばらくはエレベータの点検が終了しても、怖くて階段を使用しているという話を、マンション住まいの知人からよく聞きました。

いくら低層とはいえ、今時エレベーターのないマンションなんてありません。でも、停電や機械の故障でエレベーターが止まってしまっても、低層マンションなら階段を使ったところでそれほど苦にはならないでしょう。しかし、タワーマンションのエレベーターが止まったら、高層階の住戸は大変なことになりますね。大地震や火災の際に高層階から避難するのは、さぞかし大変でしょう。低層マンションなら大地震が起きても比較的避難は容易ですし、火災が起きても建物の周りにゆとりがあるのでリスクが低い。それに住宅地ですから、避難場所の公園や緑地も近場にあります。その意味では、地震などの災害に強いと言えますね。

そんな低層マンションが絶滅の危機にあるそうです・・・

低層マンション絶滅の危機

低層マンションとは?

そもそも低層マンションも定義ってあるんでしょうか?

低層マンションとは2、3階建のマンションをいいます。 一般的には、3~5階建を中層、6階建以上を高層、20階建以上を超高層といっていますが、厳密な区別ではありません。

3階建ての低層マンションであれば土地のさだめられている用途地域の第1種低層住居専用地域の「建物の高さは10メートルまで」と規制されている一戸建て中心の住宅地でも建てられます。

低層マンションは、容積率の低い住宅地に建てられることが多く、良好な住環境に恵まれた物件が多いようです。


低層マンションのメリットとは?

災害時に安心な点以外にも、以下6点のメリットが低層マンションにはあります。

  1. 戸建と比較して税金が安い
  2. 閑静な住宅街
  3. 良質なコミュニティが形成される
  4. 間取りが使いやすい
  5. 生活導線が快適
  6. 一定の需要が常にある

建設費の高騰が続いている

一戸建てより安い分譲価格で購入できるメリットもあったため、3階建ての低層マンションであれば土地のさだめられている用途地域の第1種低層住居専用地域の「建物の高さは10メートルまで」と規制されている一戸建て中心の住宅地でも建てられてきました。

しかし、現在は職人不足による建設費の高騰が続いているそうです。工事現場で働く鉄筋工や型枠職人の方が2007年あたりからの不動産不況で仕事が減り離職する職人が増えたせいだと言われています。一戸建てよりも鉄筋コンクリート造りのマンションで建築費の高騰している為、不動産会社は低層マンションを造らない傾向だそうです。

今、低層マンションを検討中の方は、今後は新築の低層マンションには、なかなか出会えないかもしれませんので現状で条件のあった物件を探された方がいいかもしれません。

 

先日のブログでも記載させてもらった、セルフインスペクションWEBアプリ「セルフィン」で低層マンション物件の診断をぜひしてみてくださいね!

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