激戦の大阪タワマン！地震の影響なく売れ行き好調！

こんにちは、枚方不動産情報館です。本日は8月23日の読売新聞に掲載されていた、「タワマン　競う地震対策」をご紹介させてもらいます。

記事によると、、、大阪市内で20階建て以上のタワーマンションの新規販売戸数は2014年以降増加しています。驚くことにリーマンション以前の水準に戻り、価格も上昇しているそうです！とはいえ、南海トラフ大地震のリスクを抱える関西では、建設会社各社はタワーマンション販売時の売りを地震対策としているようです。

複数の免震装置

ＪＲ大阪駅から北西約700メートル「うめきた」西側で建設が進む「グランメゾン新梅田タワー」。39階建て、高さ135メートルのマンション！抜群の立地で全297戸は完売しています。このマンションは「震度７級のゆれでもコップに入った水がこぼれないのが目標」らしいです。

これを実現するため、マンションの地下2.5メートルにゴムと鋼板を交互に積み重ねた「積層ゴム」16基が配置されています。これにより「ガタガタした激しいゆれ」→「ゆっくりした揺れ」に換えることができるそうです。

さらに、金属球とレールを組み合わせた「転がり支承」やすべり板を使う「すべり支承」、油の抵抗力で揺れを吸収する「オイルダンパー」など、複数の装置で揺れを徹底的に減らす戦略になっています。

千里ニュータウンでは、52階建て、地上185メートルの「シエリタワー千里中央」が建設中。北大阪急行線の延伸計画が追い風となり、こちらも全552戸は完売したそうです。このマンションには、地震の揺れを大幅に減らす技術「デュアルフレームシステム」が導入されています。立体駐車情報の周りを住宅棟が囲む「回」の字のような形で、揺れ方が違う２つの建物を制震装置でつなぎ、強い揺れを消す仕組みです。さらに、建物自体も頑丈になっています。マンション全体の重さが集まる低層部には、1平方メートルあたり最大1万トンの圧縮に耐える超高強度のコンクリートが使われているそうです。

魅力的な価格設定

関西のタワーマンションの販売は近年大阪市内に集中する傾向があり、近畿２府４県で17年に発売された2916戸のうちなんと87％にあたる2543戸が大阪市内での販売となっています。関西では下の表のとおり首都圏よりも魅力的な価格設定となっており、富裕層だけでなく中間層の購入も多いようです。また、駅前の再開発に伴って建てられることが多く、利便性の良さも売りになっているようです。

6月18日に最大震度6弱の揺れが襲った大阪北部地震では、高層マンションのエレベータが長時間停止する事例が多発しています。登校時間と地震発生が重なったため、長時間の閉じ込めを想定してエレベータ内に置いてある簡易トイレや飲料水で、小学生が数時間エレベータ内で耐えたという話も聞いています。大規模地震が発生となると、点検や復旧に日時がかかるため、上層階にお住まいの方は歩いて上り下りで生活にも影響が出るという課題はあるものの・・・・・

地震の影響も小さくタワーマンションの販売は好調のようです！

あなたが希望する条件の物件情報をなんと自動でお届け！「物件提案ロボ」